O脚の原因や種類
筋トレによる改善効果とは?

女性の多くが悩んでいるO脚。
見た目的にも体の負担的にも良くないですが、改善方法がわからないという方がほとんどだと思います。
この悩みについても筋力トレーニングでの改善が可能です。

O脚の症状とは?

O脚とは膝が内側に弓のように曲がることで、左右のくるぶしを付けた状態でも左右の膝の間に隙間がある状態のことを言います。
O脚は骨格の構造上、主に女性の方がなりやすい特徴があります。
反対に男性は膝が外側に向くガニ股になりやすいです。

ガニ股との違い

O脚とガニ股を同じものと捉える方がいらっしゃいますが、実は別物です。
O脚は膝が内側に曲がっているのに対してガニ股は外側に曲がります。
歩いているとつま先が外側に向く方がいますが、これはガニ股に該当します。

O脚に女性がなりやすい
理由と原因

実際にO脚は女性の方がなりやすく、これには「前捻角」という大腿骨の傾きの角度が影響しています。
「前捻角」理想的な角度は10度~15度と言われているのですが、女性の多くは15度を越える傾向があります。
反対に男性は10度以下になってしまう傾向にあり、これがガニ股の原因になります。

骨盤に男女差があることが理由

骨盤には男女差があります。
女性は骨盤が横長なので割座姿勢(※1)が容易にでき安定します。割座は股関節を内旋する動きなので骨の成長過程で割座をやりすぎると外旋可動域に制限がかかり、股関節が内旋気味に形成されます。
また「大転子」と呼ばれる骨が男性よりも女性の方が小さく、内旋可動域に制限がかからないことも女性がO脚になりやすい理由の一つです。

男性は「大転子」が大きく、これが脚を動かす際に骨盤にぶつかって、物理的に内旋に制限がかかります。

※割座とは女の子座りやぺったんこ座りとも呼ばれ、正座の状態から両足を外側に開いてお尻を床につけた座り方を指します。

O脚に対する筋トレの効果

O脚は癖や構造・骨格的な原因がありますが、その根幹には「深層外旋六筋」や「大殿筋」と呼ばれる股関節を外旋方向に誘導させる筋肉の衰えという原因があります。
これらの筋肉が衰えることで、日常の癖によって股関節のバランスが崩れてO脚になります。

根本原因となっている筋肉を正しくトレーニングすることで、O脚改善を目指していただくことが可能です。

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